我が社ではベトナムから技能実習生を3人受け入れています。
彼らへの想いを、社長・五十嵐康光が語ります。

Q1. 技能実習生を受け入れたきっかけは何ですか?

職人さんの高齢化が進み、若い人を雇用してもすぐにやめてしまう。
今後の労働力に不安を感じていた7年前、付き合いのある工務店より受け入れに関する話がありました。
早速組合に連絡し、ベトナムへ面接に行きました。

Q2. はじめの頃に苦労はありましたか?

外国の方が少ない地域なので、写真入りの挨拶状を作って近所に挨拶回りに行きました。
また、しっかり挨拶することを指導しました。
皆、素直で真面目なので、特に大きな苦労はありません
会社の一員になれるよう、一緒に努力しました。

Q3. 実際の仕事に関して問題はありませんでしたか?

現場までの送迎が必要だったので、移動の点では苦労しました。
技術実習生は運転免許を取ってはいけないことになっているのですが、組合のバックアップのもと国にかけあい、全国で初めて運転免許取得を許可してもらいました。
言葉や運転法規が違うので苦労したものの、教習所での練習の成果もあり無事に取得することができ、お互いスムーズに仕事ができるようになりました。

今では現場を任せられる頼もしい存在です。
Q4. 彼らの働きぶりはどうですか?

挨拶を欠かさず、自分から段取りして動くことができるので、現場でも可愛がられています。
簡単な打ち合わせもこなし、今では欠かすことのできない戦力です。
技能検定試験に合格したので、実習期間を延長することができました。

技能検定試験の際には、社長自ら指導しました。
Q5. 今後の見通しは?

実習期間が過ぎたら彼らは帰国してしまいますが、学んだことをベトナムで生かしてほしいです。
次の技能実習生はコロナの関係でまだ来日できません。
来てくれたら、また新たな関係を築いていきたいと思っています。

ベトナム渡航の際、技能実習生の家族を招いて食事会をしました。

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